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documentary 2019.6.(最上部ガ最新。下カラ順ニドウゾ)

ontology.356(ミナヅキ二週目)


六月某日 document.8

「生きていたからこその、夢一夜」



【↑今でも信じられぬくらいのときめき】

コバ・ジュンです。

先日、実に貴重な体験をしてきました。
というのも、大好きなバンドの皆様と、なんと「セッション」するという、夢の様なひと時を過ごさせていただいたのです。

そのバンドとは、ジプシージャズバンドの『GYPSY VAGABONZ(ジプシーヴァガボンズ。以下ジプヴァガ)』さん。ここ最近ライブになかなか行くことが出来ていなかったのですが、今回は二部構成で、一部がジプヴァガのライブ、そして二部は希望者とセッションしてくださるという話を聞き、「これは何としてでも行かねば!」と強く思ったのです。

しかし、ひとつ気になることが。「どの程度の技量を持っていたら参加出来るのだろう?」と。そりゃそうです。歴だけは長いボクのギターですが、こんなもんで良いのかと心配になります。そんな折、以前のセッションライブに行ったお知り合いから「コバ・ジュンさんなら大丈夫!」との言葉をいただきましたので、参加の意思を決め、予約メールと共に「セッション参加でお願いします」と送信いたしました。さぁ、もう後戻りは出来ないぞ。

程なくして、メンバーから返信が来ます。「演奏したい曲を教えて欲しい」とのこと。うわ、まずい、何も決めてない。ジャズスタンダードとか全然知らないし、といって無理して知らない曲を今から練習しても…。というわけで「どんなのがいいですかね?」と聞いてしまいました(笑)そして提示されたのが「誰でも知っていて、皆で盛り上がれる曲」でした。これは後述しますが、なるほど!確かにそれなら良い感じで出来るかも!そしてギターと合わせハーモニカも行ける!「ではそれでお願いします。keyは原曲のAで」と返信し、ボクの曲が決まりました。

その他にも「皆で参加の曲」があり、こちらはyoutubeでコード付きの動画が送られてきましたので、それを聞きながら練習します。うわ、楽しい。


そして当日。


天気予報は雨でしたが、ボクは何を隠そう「晴れ男」でして、一滴の雨に合うこともなく、無事に鷺ノ宮にある「Artspace&Cafe MUSA」さんに入りました。ちなみに電車に乗っている際はピンポイントで鷺ノ宮に雨が(笑)





1stステージが始まります。ジプヴァガいつ以来だろう。一年は空いてないと思うけど、久々のジプシーサウンドに心奪われます。そう、そうなのよ、このマカフェリギター、フルート、バイオリン、弦バス、そして歌声が聞きたかったのよ。





そして第二部、いよいよセッションです。参加するお客さんがそれぞれの楽器を取り出し始めます。お知り合いの二人はどちらも金管。こちらも音叉を使ってチューニングします。

ゲストミュージシャンとして、「コロニー落とし」さんからウォッシュボードの郡司さん、そしてジプシーギターの永井克弥さんも参加。





圧巻だったのは、郡司さんのウォッシュボード。写真を観ていただけたら分かると思うのですが、なんとファミコン本体が付いているのです。コントローラーやカセット差込口の蓋をパカパカしたりして、器用にリズムを刻んでいきます。普段のライブではゲーム音楽のカバーをしているそう。これはぜひ聞いてみたい!

いくつかのセッションが終わり、いよいよ、自分の名前が呼ばれました。うはあ!ついに来てしまった。Vo.の秀子さんより紹介され、というか、そんな紹介すらおこがましい、良いのかこんな空間。すみませんホント。…などという気持ちでマイクの前に立ちました。あ、照明気持ち良い。

ボクの曲はベン・E・キングの「Stand By Me」でした。メールでkeyと「ハーモニカ吹きます」とやりとりしたくらいで、細かいことは何も決めていません。これで大丈夫なのだろうか…。緊張の中、いよいよ演奏が始まります。弦バスの拓実さんのイントロ「ブンベン、ベン、チ、ベン、ブンベン、ベン、チ、ベン」が聞こえます。うひぃ!始まってしまった!





緊張プラス飲酒によってほとんど覚えていないのですが、どうやら上手く行った様です。秀子さんがうまくリードしてくれて、自分の演奏、ジプヴァガの皆様のソロ回しで無事に演奏を終えることが出来ました。
惜しむらくは、その緊張のあまり、メンバー皆様のソロを聞けず、尚且つずっとセンターに陣取ってしまったこと。こんな機会そうそうないのに、田中さんのバイオリン、秀子さんのフルート、たかおさんのギターをまったく聴く余裕がなかった。なぜ「脇に避けて」ということが出来なかったのか。これは慣れなんだろうなあ。自分の歌、ギターに合わせてプロの方々に演奏してもらえているのに、自分のことばかり気になってしまいました。うみゅう、次の機会があれば絶対この轍は踏まないぞ!






全体でのセッション曲、「All of Me」「Minor Swing」、そして「ヴァガゴロジー」にも参加させて頂き、非常に楽しい一夜となりました。ギターを続けていて良かったなあと思うと同時に、大袈裟ではありますが「生きていて良かったな」とも思いました。だってまさか、大好きなミュージシャンの方と、時を同じくして同じ曲を弾き、同じ歌を歌い…なんて経験、そんな出来るものではないですよ。GYPSY VAGABONZの皆様には心よりの感謝とお礼を申し上げます。本当に、本当に楽しい夜でした。


またギター熱が上がってきました。相変わらずのコードじゃかじゃかバッキングしか出来ませんが、でも、でも!続けていたら今回の様な幸せなことがまた訪れるかもしれない。


「楽しいこと詰め込んで君と旅に出る 悲しい時も笑顔になれる音楽がここにあるから」


ジプヴァガさんの「ヴァガゴロジー」の一節です。この曲、大好きなんです。
「君が笑ってくれるからこの歌を歌うよ 君と一緒ならどこへでも行ける」

「我が人生の旅も始まったばかり」

この詞を胸に、これからも頑張っていきたいと思います。
悲しいこと、辛いことばかりだけど、前を向いて進んでいれば、何かいいことあるのさ!



ではまた。



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ontology.355(ミナヅキ一週目)


六月某日 document.7

「これマジうまい」



【↑豚しゃぶめんつゆレタス】

コバ・ジュンです。

「梅雨!」って感じの天気ですなあ。なんでも台風だったとか。3号なんて早めの整理番号な奴が上陸するって結構珍しいですよねえ。地球全体の気候が変わってきているのかな?気仙沼産のカツオも今年は全然獲れていないらしいし…。

とか言いつつ、日銭暮らしのボクにとってみれば「お天気悪いなあ」「安くて美味しいお刺身食べたいなあ」くらいの低レベルな話題にしかならず、「街はオイラが作ってるのさ」とばかりに「雨だとオマンマの食い上げだあ!」程度のお話でごぜえます。


さて本題。

先日SNSでお知り合いが「しゃぶしゃぶを食べてきました。めんつゆで頂くそれが非常に美味しかった」とつぶやいており、節操のないわたくしめ、当然真似をいたします。といってそのお店に行くのではなく、そんな余裕もなく、近所の安スーパーで買ってきたお肉を家でしゃぶしゃぶするくらいしか出来ません。

しかしですな、

これが超々美味かった!今年最大、令和最初の大ヒットと言っても過言ではないくらいの出来栄え、味、そして未来…。そんなわけでレシピをご紹介しましょう。


しゃぶしゃぶ用のお肉を買ってきます。別にしゃぶしゃぶ用でなくとも良いです。グラム¥98の豚細切れとかで全然平気。というかボクはそれ以上高いお肉に手が出ませんから。もしかしたら先ほどのお知り合いは「牛肉」だったかもしれませんが、そこは聞きませんでした。なぜかって、悲しくなっちゃうから…orz





で、沸かしたお湯で適当に湯がきます。結構なアクが出るので、そこは面倒臭がらずにすくいましょう。アクを取るのと取らないのとでは、大分味が変わってきます。特に時間が経ってからの。
追加でレタスもしゃぶしゃぶします。こいつがこの料理のキモ!肉だけだと「うん、美味い」くらいですが、レタスを追加したことにより「すげーうめー!」となりましたから。他にも好みの野菜があったら入れても良いかもしれません。





あらかじめお皿に注いておいた「めんつゆ」に、別に沸かしたお湯を1:3ほどの割合で混ぜ、タレを作ります。これで出来上がりです。





さぁ!しゃぶれ!思い切りしゃぶれ!欲しがれ!欲しがれ!
…すいません、ちょっと暴走してしまいました。こうしてしゃぶしゃぶしたお肉を上記のお湯割にしためんつゆにつけて食べた時の「幸福度」といったら、ブータン国民よりも遥かに上回る勢いかもしれません。豚肉だけにね、ブータンなんつって。なんつってな。


さらに、ここ最近いただいた料理をupしておきます。

まずは「岩下の新生姜」汁に漬けたきゅうり。岩下汁は最高ですな!ヘタった野菜もこれに漬けるだけで一発で美味しい漬物に早変わりいたします。




豚ロースの生姜焼き。これはボクの定番鉄板得意料理。美味しく作るコツは、肉をあらかじめ漬け込んでおいた生姜汁(ここでも生姜汁か)を、焼き上がりの肉に絡めること。この時、汁が焦げないように注意しませう。火加減重要。




最後はレトルトのハンバーグ。これ、今はこんなに美味しくなっているのねえ。中学時代に父親が作ってくれたお弁当に毎日入っていて、それが少しばかりのトラウマで、ウン十年と食べずにいたのですが、食品メーカーの努力って凄い!もうちょっとしたメインでも良いくらい。子供の喜ぶ味ですな。うん、分かってるよ、ボクはどうせ子供舌。




そんなこんなの日常です。ライブを観に行った日記が大分溜まってしまっているのですが、ギター練習の日々が続いていたのでなかなか書けずな状況。いずれupしますので、そちらも楽しみにしていてくださいませ。今年中にはなんとか上げます。

あ、気付けばもう今年も半分が過ぎようとしているのか。


ではまた。


六月某日 document.6

「寂しい背中、再び」



【↑めんつゆで食べる豚しゃぶは美味かった】

コバ・ジュンです。

昨夜のこと。またしても出稼ぎ場にて、

「コバヤシさん、ホント寂しい背中で歩いていますよね」

と言われてしまった。先月に続き2回目。5月6月の連続記録達成。


自分では「ピッ!」として歩いているつもりなのですが、どうやら他の人にはやはり寂しそうに見えてしまっているらしい。つまり背中を丸めているのだね。

この二ヶ月ほど、事務所からの案件がたくさんありました。しかしどれもこれもオーディションに辿り着けず、写真選考でハネられる始末。運良くオーディションに行けたとしても、何だかボクの芝居時間が他の人に比べると少ない感じを受け…。

つまり「ああ、こいつじゃダメ」と即判断されてしまっているのですね。それほど今のボクからは「幸せ」やら「売れる」などのオーラが出ていないみたい。


「今のワイの顔をどう思う?人に変な印象持たれる顔してるやろ?」

とは『男一匹ガキ大将』の主人公、戸川万吉のセリフ。さぁこれから不良どもを集めて全国制覇!という時に女に溺れ、仲間達が苦労して日本各地から集めてきたハンパ者達に合わせる顔がない、と感じた時のものです。

何年か前に同じ様な内容の日記を書いたのですが、その時と変わらず、今のボクもホントダメな顔をしているんだなあと思います。

いつかこれが解消される日は来るのかなあ。続けていたら良いことあるのかなあ。


ではまた。


六月某日 document.5

「体に合う菌を探せ!」



【↑どれがいいのかなあ?】

コバ・ジュンです。

ボクのお腹の調子がずっと悪いのは、皆様周知の事実。

これは子供の頃からで、もうとにかく「つまらない」で「くだる」一方でして。

で、二〜三週間前に異常に体調が悪い時があり、一日に何度トイレに行けば良いのだろう?くらいの勢いでして。

そこで、「乳酸菌を含んでいるであろう食物」をたくさん買ってきて試してみたわけです。

しかしどれも「よっしゃ!」というほどの効果はなく、今も相変わらず2時間に一度はトイレに駆け込む具合。


考えてみてください。仕事に行く直前に家でします。自転車で10分の駅に着いたらします。電車で20分の駅に着いたらします。仕事先に着いたらします。

もうこれ病気だろ(苦笑)。なんで一気に出切ってくれないのだろうなあ。

某ダ○ンがダメだったので、今日から明治にしてみます。頼む、効いてくれ。ホント切実なのだよ。


ではまた。


六月某日 document.4

「ゆっくりと自分らしく、目標を持って」



【↑いい空、いい雲】

コバ・ジュンです。

大丈夫、生きてます。日記の更新がままならず申し訳ありません。


近況としては、ギターの練習を頑張っています。というのも今週末にウフフ。いえ、別に内緒とかいうわけではまったくないのですが、プロのバンドの方となんとセッションすることになりまして、そりゃあ恥ずかしい姿は見せられねえですよ。やるしかない。


他に、ですか?そうですねえ…


玄関先のサツキが満開になりました。




梅雨という時期もあり、庭から一週間目を離したらこんなに茂りました。




玄関前のオリヅルランは「バイオハザード」化しました。




美味しい鶏唐揚げを作ろうとめっちゃ一所懸命仕込んだのに、




酔っ払ってたので衣を付けずに「素揚げ」にしてしまって台無し。




そんなところです。
やはり目標があると頑張れますね。何でも良いので「ポジ方向」な目標を持って、そこを目指していくのが、心的にも身体的にも良い傾向かなあと感じています。


他力本願ではなく、自力本願で。


ではまた。


六月某日 document.3

「目標があるからこそ」



【↑まずはギター】

コバ・ジュンです。

今朝のこと。

キチンとした目標があって、それに向かって生きていくことこそが正しいのではないかと気付いてしまいました。

ただ漠然と生きるのではなく、来ない仕事をいつまでも待つのではなく、「何かこう、他力本願ではなく、自分でやらねばならぬこと。それが『自分のやりたいこと』であること。結果がどうあれ、やり切った!と思えること」を目指していくのが今一番大切なことだと思ってしまったのです。

先週、「ゆっくり生きよう」という事に気付きました。そして今週は上記の如く。もういいじゃねえか。好きな事やらせてくれ。

邪魔だそこ退けそこ退け、そこは俺の通る道。


ではまた。


六月某日 document.2

「なんとかやってます」



【↑ようやく開花のデンドロビウム】

コバ・ジュンです。

ここ一週間ほど、心も体調もダメッダメな日々が続いていますが、なんとかやっています。頑張らなくちゃいけないと思う反面、「おう!おめぇよぉ、もう十分やってるじゃねえか。だからこれ以上頑張る必要ねえぞ!」と某大人気少年漫画の主人公が語りかけてくれている気もします。

花咲かせたり、料理したり。

日々の暮らしはイヤでもやってくるから、それ以外のことに目を向け、ちゃんとしていかねばね。













ではまた。


六月某日 document.1

「急がなくても良いんだよ」



【↑通常より一〜二ヶ月遅れで咲きました】

コバ・ジュンです。

早いもので今日から六月です。今年も半分が過ぎようとしています。月日の経つのは本当に早い。気付けば世間から置いていかれそうです。


だけど、


急ぐのをやめることにしました。のんびりと生きようと思うことにしました。
というのも、今朝出稼ぎから帰宅して、色々と家事をしていたのですが、いつもならば『せかせか』と動くところを、のんびりと動くことにしたのです。するとこれが楽で楽で。のんびり草むしり、のんびりゴミ出し、のんびり洗濯、のんびり床掃除etc…。自分のこと、自分の人生。今は仕事でもなんでもないし、遅れても誰にも迷惑をかけないのならば、ゆっくりと自分の好きなペースで動けばいいじゃないのさ。


「とにかく早くしなくてはいけない」

「とにかく終わらせなければいけない」


こんなんに捉われ過ぎていた感があります。せめて自分の生活くらいはのんびりゆっくりとしたスローライフを心掛けたら、きっと心も体も楽になるのではないかと。

なんて事を考え始めたら、ああ、なんて楽な気持ちになってきたのだろう。パソコンのキーボードを打つのもゆっくり、焼酎が入ったコップを持つのもゆっくり、タバコを吸うのも灰を捨てるのもゆっくり。これですべて良いんじゃないかね?これで全て解決しそうな気もするのですがどうかね?


花が咲きました。玄関前の鉢植えのデンドロビウム。そして直植えのツツジ。周りからすると一〜二ヶ月遅れの開花です。「手入れが行き届かないからなのかな」とも思いましたが、ふとこんなことも思いました。


「急がなくても良いんだよ」


と。

ボク一人が急いで何になる。せかせかして何になる。花は紅、柳は緑。世界はボクなんか関係無しに回っているのです。ボクがいらぬ所で頑張って一体何になる。無駄な責任感は捨てることにしました。


自分を大事にしよう。自分を大切にしていく比重をもっと重きに置こう。

遅咲きの花達が、きっとそんなことを教えてくれたのだと思います。






ではまた。



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