ボクの曲はベン・E・キングの「Stand By Me」でした。メールでkeyと「ハーモニカ吹きます」とやりとりしたくらいで、細かいことは何も決めていません。これで大丈夫なのだろうか…。緊張の中、いよいよ演奏が始まります。弦バスの拓実さんのイントロ「ブンベン、ベン、チ、ベン、ブンベン、ベン、チ、ベン」が聞こえます。うひぃ!始まってしまった!
全体でのセッション曲、「All of Me」「Minor Swing」、そして「ヴァガゴロジー」にも参加させて頂き、非常に楽しい一夜となりました。ギターを続けていて良かったなあと思うと同時に、大袈裟ではありますが「生きていて良かったな」とも思いました。だってまさか、大好きなミュージシャンの方と、時を同じくして同じ曲を弾き、同じ歌を歌い…なんて経験、そんな出来るものではないですよ。GYPSY VAGABONZの皆様には心よりの感謝とお礼を申し上げます。本当に、本当に楽しい夜でした。