ontology.373(サツキ一週目)
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五月某日 document.4
「考えることは人それぞれ」

【↑料理だって人それぞれ】
コバ・ジュンです。
全然、日記が書けてなくてすみません。もはや「月記(げっき)」になりそうな勢いです。そのうち「季記(きき)」「年記(ねんき)」なんてなりそうですね。大変申し訳ない。
そんなこんなしている日常でも、世の中では毎日たくさんの報道がなされております。政治、芸能、地域…。SNSにおいては、なるべく「政治的な発言」などをしないようにしているのですが、結局「いいね!」をつけることによって、思想信条が皆に垂れ流しになってしまったりもするわけで、なかなか難しいところです。
さて、タイトル。
先日twitterにおいて、「やさしい人」とかのタイトルで、ある画像が流れてきました。それは、宅配業者さんが家にやってきて、荷物を受け取り、ドアを閉め、そのあと「玄関の鍵をかけるのを少し待つのがやさしい」というものでした。それを見た際は「ああ、確かにそうだな。俺もすぐに鍵をかけずに、少し待つものなあ。即『ガチャ!』としたら失礼だし」と思い、「いいね!」をつけました。
その後、そのツイートに対し、「こんなの全然やさしくない!」「むしろ防犯の観点から見たら危険すぎる!」というリプライがありました。それを見て、ああ、これも確かにと思う自分がいました。女性の一人暮らしなどでは、特に気をつけた方が良いですし、宅配業者の皆様だって、すべてがすべてまともな人とは限らない。もう即ガチャ!が正解な場合も存在するのです。
「人」そして「場合」それぞれなのです、すべてが。どこに正解があるかわからない。ましてやこんな誰しもが経験したことのないような世の中、「これぞ正解!」なんてものは存在しないのです。だからこそこんなにもたくさんの意見がネット上に流れてきたりするわけですし、日々それを見ながら「なるほど、こういった意見もあるのだなあ」と思ったりしています。自分の考えと真逆なものが出てきたりしても、それに対し即反応はせず、というか一切反応はせず、「なるほどねえ…」と自分の考えをさらに強めたり、反対意見に対しては、「どうしてこう思うに至ったのかな?」など、自分の中で咀嚼して考え続けたりもしています。
「正解はない」、しかし「最適解はある」と思い、コバ・ジュンはこれからも過ごしていこうと思います。極論はダメですし、といってコンニャクもダメですし、じゃあどうすればいい?
自分の考えをしっかり持つ。そして人の声も聞く。その中で最適解を出していけばいい、というのがボクの結論です。白か黒かもイカン。あいまいなのもイカン。ただ、明らかに間違っていることだけに対しては意見を言っていきたい。己の中で一旦精査をしてね。
そんなところです。
ではまた。 |
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五月某日 document.3
「割と限界なボク」

【↑自炊もなかなかできない】
コバ・ジュンです。
町内会長職に追われ、自分の仕事がまったくと言っていいほどできていません。「ツイキャスとかやってるやん。そんな暇があれば仕事しなよ」というツッコミごもっとも。でも、もんのすごいストレスを抱えている中、配信は唯一の「救い」であったりするので、そこは許いとうせ(許してくださいませ)。
本日もAMより作業をし続けました。今後回す予定である回覧板の原稿直しやチェックなど、その程度で済むはずだったのですが、イレギュラーな案件が飛び込んできてしまい、それへの対応でほぼほぼ1日がつぶれました。今ようやくゆっくりとできましたが、この疲れともやもやを癒すのはアルコールしかない。なんだか凄く「ダメ方向」に突っ走っている気がします。矢吹くん、あたしもうついていけない…
ただ、経験をしないと成長しないのも事実。前述のイレギュラー案件にてわかったことも多いですし、今後こういうことがあったとしても、迅速な対応ができると思っております。
最後にひとことだけ。
「ご町内の皆様、元気にお過ごしください!健康には気をつけて!」
このままだと、ボクの健康が脅かされてしまいます。すでにヤバめな感じではありますけど。
ではまた。 |
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五月某日 document.2
「生きることの苦しみさえ消えるというよ」

【↑家にあるゴダイゴのアルバム】
コバ・ジュンです。
日記があいかわらずサボりがちになってしまってすみません。忙しい…というほどではないのですが、「町内会長職」がくわわってしまったことで己のタスクをオーバーしてしまい、正直こちらまで頭が回らなくなっています。
先日、SNSにて「勉強できない、つまり頭が悪いから色々ダメなのかなあ」というつぶやきを見ました。「いやいや!そんなことないよ!」と言おうとしましたが、年齢を重ねるに連れ「やはり、勉強できる人は地頭も良い」と思うようになっているボク。
若い頃は「俺は三流高校だし大学も下ランク。だけど、他のことで天下取ったる!」との気持ちでしたが、現在周りを見渡してみると、どんな分野でも成功している人のほとんどは、やはり「勉強できる人」であったわけで…。例えばなんですが、ボクは「音楽理論」がいまだに頭に入りません。勉強しなきゃ!という気持ちはあるのですが、そもそも「勉強嫌い」なゆえ、「学ぶことをしなかった、今もしていない」の現状ではあるのかと。
結局、「己のキャパ」ってのがあるのでしょうね。ある一定のことに思い切り能力を振れたら良いのですが、ボクの場合は「あれもこれも」となってしまい、そのどれもが中途半端。悲しくなっちゃうなあ。
といって、与えられた「着ぐるみ」で勝負するしかないのです。スヌーピーでしたっけ?名言がありましたよね。「配られたカードで勝負するしかないのさ」といったような。運だなんだといっても、それすらも自分の実力。となれば、えぇい!と腹をくくるしかないではないか。現状に満足しなかったら、そこが限界なんです。限界を超えたかったら、もう想像できないくらいな努力を繰り返すしかない。「諦観」ではありませんが、知力も体力も落ちてきた今、そんなことを考える頭にシフトしてきました。
最後に、「ゴダイゴ」のギタリストである浅野孝已さんが、亡くなられました。謹んでお悔やみ申し上げます。
ではまた。 |
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五月某日 document.1
「ああ、空はこんなに青いのに」

【↑我が家の庭は花ざかり】
コバ・ジュンです。
ああ空はこんなに青いのに
風はこんなにあたたかいのに
太陽はとってもあかるいのに
どうして!お外に出られぬ!?
五月になりました。そして元号が「令和」になってからあっという間の一年。
政府は、自粛期間を延長する方向にあるようですね。それ自体は構いませんが、そこに伴う対策を考え、即実行してくれないことにはどうしようもないです。「弱者は死ね!」とのように、政府にとっての現時点での「膿(うみ)」を一掃しようとでも考えているのでしょうか。そりゃ、国を動かしているのはあなたたちです。選挙制度なので、国民に選ばれた人たちです。だったら、尚更「民」の声を聞かなきゃいけない立場なのに…。
そして諸外国との関係も調整したりと、大変なことがあるでしょう。大昔の話ですが、当時の首相(イニシャルはM。ヨーダに似ている)が「日本という国は、ものすごく大きく動かしづらい船なんです。氷山や岩礁にぶつからないように、そろりそろりと操縦していかなければならない」などと話していたのを思い出します。まぁわからないでもないです。資源のない島国、「輸出入制限」などされてしまったら、今以上に生活が厳しくなるのは目に見えています。あちらを立てればこちらが立たず状態なのも理解しています。
しかし、そこを何とかするのが政治家なのでは…。
人々の暮らしは、十人十色です。ひとつひとつを精査して対応するのは困難だと思います。そんな今だからこそ、「給付金を出します。それも分かりやすく」という政策を取ればいいのに。税金や保険料を滞納すると即「督促状」が来るシステムを持っているのですから、確定申告している人々に対しては簡単に給付金を送ることもできるはず。それなのに何だか良くわからないシステムで難しくして、受け取りにくくしていると共に、「早くても6月末(ネット情報)」とかなんじゃそれは。
毎月さっぴかれるお金や消費税は、一体何に使われているのでしょう。そもそも、「消費税10%」って、福祉やら社会保障に使われるのではなかったでしたっけ?「これこれこういう理由で、税金を上げますよ」と言って徴収し、いざとなったら「これはさ、他のことに使いたいんだよね」では、話が通りません。例えばなんですが、「よーし!消費税20%にしたった!でもな、この上げた分は、君らが困ったときのためにプールしておくから安心しろ」。で、「疾病きた!皆が困ってる!ではあの時の消費税分を、今皆に還元!」とかだったら理解できるんですけど。
わぁお、久々に毒吐き日記になってしまった。
最後にもうひとつ。
演劇業界の重鎮達が色々言っていますね。あぁ、全然共感できない。
違うんだって。
日々の仕事でぐったりした方が、「ハレ(陽)」を求めてやってくるのが、エンタメの世界。皆が仕事で抱えたストレスを発散するために、嫌なことを忘れて楽しんで帰っていただき、明日からの活力につなげるのがエンタメの基本。そこを取り違えてはいけないのに…。
「下々の民がお金に余裕がないから、舞台を観に来られずに文化が潰れる。よって、我らにもお金が入ってこない。だから金よこせ」
と思えてしまい、えええと落胆してしまいました。もしかしたら真意は違うのかもしれません。しかし、演劇とは「身体と言葉で伝えるもの」です。その「言葉」をないがしろにした「製造業なんてすぐ再開できるじゃん」という言動は、多くの方の反感を買ったのではないでしょうか。エンタメファンのお客様が、どれだけ頑張って毎日仕事をし、その中から税金と保険料を払い、そして舞台やライブを観に行くために節約しているのか…。残念至極という他ありません。
大きな劇場になれば、チケット代は¥7~8,000。¥12,000とかも存在します。そんな金額、「好きだからこそ、なんとか観に行きたいからこそ」との強い思いで払うのであって、そういった苦労の結晶を集めて観劇という結果につながっているのに、「底辺(かの演劇重鎮がいった言葉を要約)はすぐに復帰できるから」というのは大間違い。なんだろ?「お金持ちだけが観に来ればいい」とでも思っているのかな。
ああ、空はこんなに青いのに。
良い方でも、悪い方でも、悲しくなってしまったコバ・ジュンなのでした。
ではまた。 |
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