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ontology.447(ヤヨイ一週目)


三月某日 document.1

「生命の営み」



【↑アカガエルの卵塊】

コバ・ジュンです。

ご無沙汰してます。

季節はいつの間にか3月に突入。しかもまもなく下旬。とにかく早く過ぎ去るものです。先日、確定申告を無事に終えました。ギリッギリ。

昨年より悩まされている「病気」に関してですが、一進一退といったところでして、良くもならず悪くもならずという感じです。理解の薄い方ですと「薬飲んでたら(病院通ってたら)治るんじゃないの?」との見解が見受けられますが、そんな簡単なもんじゃねえのです。まぁ、これまでにも2度ほど罹患し、途中で通院をやめてしまった自分にも原因はあるのですが。

申し訳ないですが、気長に見てやってください。なるべく迷惑はかけんようにするつもりです。

毎日の日課となっている散歩。その最中で「あ、そういえば」と思い出し、近所の公園の池に行ってみました。ここは、何年か前に元気をもらった場所。「カエルは毎年こうやって産卵の時期になると自然と山から降りてきて、子孫繁栄のために頑張ってるんだなあ」と。

で、そんな場所にひさびさに訪れたら、池の水はほとんどなくなり(人工池なので、排水ポンプか何かが故障したままらしい)、産卵できる水場がほとんどない状態。
しかし、命はすげえです。二尺四方の小さな水溜まりにて、アカガエルの卵塊を発見しました。

「ああ、どんなに可能性は少なくとも、自分達の子供を残すため、彼らはこうやって産卵しにくるのだ」

心にグッとくるものがありました。この先、ここにはヒキガエルたちもやってきます。アカガエルよりも大きな個体がカエル合戦に訪れるはずです。現状、こんな小さなプールでは産卵場所が小さ過ぎますが、それでも彼らは産みにくるでしょう。だって、それが彼らにとっての生命を賭けた一大イベントなのですから。

カエルさん、あなたたちにはいつも何か大切なものを教えられるね。地球ってのは、ワシなんか関係なく回ってるものであります。春がくれば、誰に教えられなくとも子孫を残しにこうやって水場にやってくるカエルたち。素晴らしいとしか言いようがないよ。

こちらは何を復活の手がかりにできるかな。とりあえず今は、「壁登り」行きてえ。


ではまた。



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